『Webデザイン 良質見本帳』を読みました!
こんにちは。Webデザイナーの髙井です。
今回は、『Webデザイン良質見本帳』の感想を書きたいと思います。
Webサイトをデザインするときに、インスピレーションが得られる1冊をお探しの方の参考になれば幸いです。
この本を選んだ理由
普段、Webサイトをデザインする前にWebデザイン参考サイトを見て、
WFやラフ案(大まかなデザインの計画)を作成していますが、
膨大な数のサイトが紹介されているので、
同じ職種・同じメインカラー・同じ雰囲気のサイトたくさん見ても、
傾向を掴むのはとても難しくと感じていました。
職業訓練校に通っていた時から気になっていた1冊でもあり、解説を読みながらデザインを見ることで、
デザインの知識も深めたいと思い購入しました。
本の概要
目的別に探せて、すぐに使える
Webデザインのアイデア集Webデザインに関わる全ての人へ
創造力を高める最新良質サイト415選!優れた実例を見ることは発想(アイデア)を生み出す糧(かて)になる!
[印象/配色/業種/レイアウト/書体/トレンド/パーツ別]
・これからはじめる人に!
・打ち合わせのお供に!
・困った時のアイデア出しに!
オススメ!●デザインは見て学ぶ
本書は415点の厳選した良質なWebサイトを集めた見本集です。
レイアウト、配色、フォント、素材、プログラムなど、ページを構成しているデザインパーツまで分解して解説しているので、Webサイトを見るだけではわからなかった「デザインの魅力の理由」がわかり、サイトの制作にもすぐに活用できます。
「アイデアが見つからない」「イメージはあるけど、何が必要で、どうつくればいいかわからない」といった時に必見の価値あり。パラパラめくって好きなページを見つけ出し、デザイン制作に役立ててください。●本書の対象読者
・デザインのアイデアが見つからない方
・デザインの制作に自信が持てない方
・クライアントと打ち合わせする際に方向性となる見本が欲しい方■目次:
https://gihyo.jp/book/2018/978-4-7741-9938-2
PART0 Webデザインの基礎知識
PART1 印象から考えるデザイン
PART2 配色から考えるデザイン
PART3 業種・ジャンル別から考えるデザイン
PART4 レイアウトや構図から考えるデザイン
PART5 素材・フォント・プログラムを使ったデザイン
PART6 トレンドのデザイン
PART7 パーツ別デザイン
この本のおすすめポイント
- 日本のだけでなく、海外のWebサイトも紹介されている
- Webデザイン参考サイトではなかなか紹介されない、パーツについても書かれている(和風のサイトには和柄が使われているなど)
- いろんな角度からデザインの傾向を知ることができる
- デザインの勉強や制作で役立つサイトがコラムで紹介されている
- 紹介されているサイトで使われているカラーコードも記載されているため、配色に困った時も役立つ。
こんな方に向いています!
- Webデザインを勉強している方
- Webデザインを深く考察できるようになりたい方
- 文字を読むよりも、デザインを見て学びたい方
- デザイン制作時にインスピレーションを求めている方
この本を読んだ感想
文字は少ないですが、内容が盛りだくさんなので1度目はじっくりと目を通し、
2度目以降は辞書のように、業務で必要なページを見ています。
何度も何度も繰り返し見ることで自然と頭に入ればいいなぁくらいの気持ちです☺️
世に出ているWebサイトを見ていても、どこに着目していいかわからないことが多かったですが、
この本を読んだことで『こういうふうにWebサイトを見ればいいんだな』とたくさん学ぶことができたように思います。
参考サイトだけでなく、Webデザインの基本知識やヒアリング方法、ツールサイトの紹介なども記載されているので、いろいろな場面でマルチに活躍してくれる1冊だと思います。
『Webデザインをもっと極めたい』と思っておられる方に
ぜひお手に取って、読んでみていただければと思います。