WordPressカスタマイズでよく使う条件分岐タグまとめ
今回は、「WordPressカスタマイズでよく使う条件分岐タグまとめ」について紹介します!
WordPressカスタマイズをする際には、必ずと言っていいほど条件分岐タグが使用されます。
条件分岐タグは今回紹介するもの以外にもありますが、頻出のものだけ覚えておけばOKです。
目次
条件分岐タグの基本的な書き方
条件分岐とは、ある条件式の結果によって行われる処理を分岐することです。
WordPressはPHPで書かれているので、PHP構文を使って条件分岐を書きます。
条件分岐タグはif文で表すことが出来ます。
<?php if(条件1):?> ここに条件1に当てはまる場合に表示させるものを書きます <?php elseif(条件2):?> ここに条件2に当てはまる場合に表示させるものを書きます <?php else:?> ここに条件3に当てはまる場合に表示させるものを書きます <?php endif;?>
それぞれの条件に当てはまる場合に表示されるコードを記述したらOK。
ちなみに、if文の数は上記の数以上に増やすこともできます。
WordPressカスタマイズでよく使う条件分岐タグまとめ
それでは、WordPressカスタマイズでよく使う条件分岐タグを見ていきましょう!
よく使う条件分岐タグだけ頭に入れておけばOKです。
トップページ
トップページを条件分岐するには、以下のコードを使います。
<?php if ( is_front_page() || is_home() ) : ?> ここにトップページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページ
全ての固定ページを条件分岐するには、以下のコードを使います。
<?php if ( is_page() ) : ?> ここに全ての固定ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページIDが5の時だけ条件分岐するにはこちら。
<?php if ( is_page(5) ) : ?> ここにIDが5の固定ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
スラッグがnewsの固定ページの時だけ条件分岐をさせたい時はこちら。
<?php if ( is_page('news') ) : ?> ここにスラッグが「news」の固定ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページタイトルが「この固定ページについて」の時だけ条件分岐をさせたい時はこちら。
<?php if ( is_page('この固定ページについて') ) : ?> ここにタイトルが「この固定ページについて」の固定ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
そして最後に、複数の条件の固定ページで条件分岐させるには以下のように書きます。
?php if ( is_page(array(7,'news','この固定ページについて')) ) : ?> ここにIDが「7」、もしくはスラッグが「news」、もしくはタイトルが「この固定ページについて」の固定ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
このように、パラメーターに値を入れることで、より細かいページでの条件分岐が可能になります。
投稿ページ
全ての投稿ページで条件分岐する場合は以下のように書きます。
<?php if ( is_single() ) : ?> ここに全ての個別投稿ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページ同様、パラメーターに値を入れることで、特定の投稿ページで条件分岐させることもできます。
カテゴリーページ
カテゴリーページで条件分岐させる場合は以下のように書きます。
<?php if ( is_category() ) : ?> ここにカテゴリーページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページ同様、パラメーターに値を入れることで、特定のカテゴリーページで条件分岐させることもできます。
アーカイブページ
全てのページのアーカイブページで条件分岐をする場合はこちらのコードを書きます。
<?php if ( is_arhive() ) : ?> ここにアーカイブページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページ同様、パラメーターに値を入れることで、特定のアーカイブページで条件分岐させることもできます。
タグページ
タグページで条件分岐させるには、以下のコードを記述します。
<?php if ( is_tag() ) : ?> ここに全てのタグページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
固定ページ同様、パラメーターに値を入れることで、特定のタグページで条件分岐させることもできます。
検索結果ページ
検索結果ページで条件分岐させるには、以下のコードを記述します。
<?php if ( is_search() ) : ?> ここに検索結果ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
404ページ
404エラーページでは、以下のように条件分岐させます。
<?php if ( is_404() ) : ?> ここに404ページで行う処理を書きます <?php endif; ?>
日付別一覧ページ
日付別一覧ページでは、以下のように条件分岐させます。
<?php if( is_date() ) : ?> ここに日・月・年別の記事一覧ページでのみ表示させるものを書きます <?php endif; ?>
年代別一覧ページ
年代別一覧ページでは、以下のように条件分岐させます。
<?php if( is_year() ) : ?> ここに年別の記事一覧ページでのみ表示させるものを書きます <?php endif; ?>
月別一覧ページ
月別一覧ページでは、以下のように条件分岐させます。
<?php if( is_month() ) : ?> ここに月別の記事一覧ページでのみ表示させるものを書きます <?php endif; ?>
日別一覧ページ
日別一覧ページでは、以下のように条件分岐させます。
<?php if( is_day() ) : ?> ここに日別の記事一覧ページでのみ表示させるものを書きます <?php endif; ?>
モバイルとPCページ
モバイルとPCで表示を条件分岐させるコードはこちら。
モバイルとはタブレットとスマホのことです。
<?php if ( wp_is_mobile() ) : ?> ここにモバイルからの閲覧時に表示させるもの書きます <?php else: ?> ここにPCからの閲覧時に表示させるものを書きます <?php endif; ?>
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像の条件分岐はこちら。
もし替えの画像を表示させる必要が無ければ、else以下のコードは消してもOKです。
<?php if ( has_post_thumbnail() ) : ?> ここに表示させたいアイキャッチ画像を表示させます <?php the_post_thumbnail(); ?> <?php else: ?> ここにアイキャッチ画像に指定されていない場合の代わりの画像を表示させます <?php endif; ?>
まとめ
以上が、「WordPressカスタマイズでよく使う条件分岐タグまとめ」でした。
コピペして使えるので、WordPressカスタマイズする際に使ってみてください。